このビデオはiClone 3の環境設定について解説したものです。
iClone 3以降でも基本的な操作は同じです。
ビデオは約11分あります。
iClone4と5では、ビデオや画像ファイルをドラッグして簡単に取り込めます。
何もない所にドラッグすると背景になり、小物や地形、服などにドラッグするとその部分のテクスチャになります。
またCtrlキーを押しながらドラッグすると自動的に一枚板のプロップ(小道具)として取り込まれます。
この機能はとても便利で、書き割りをつくる時に重宝します。
書き割りというのは、舞台で使う大道具の絵のことで、3Dアニメでは人物の後ろの板に写真や画像を貼っているものをいいます。
写真や画像を背景にしてしまうと、カメラとキャラが動いても背景だけが変わらないという、変な映像になってしまいます。しかし、書き割りを入れると、キャラと書き割りの間に空間ができるので、カメラワークをちゃんとすると臨場感のあるシーンをつくることができます。
ただし、カメラを上手く使わないと、書き割りの外が映tってしまうので、注意が必要です。
ほんとは背景も3Dでつくった方がいいのですが、予算や手間などの関係で写真や画像をうまく利用するのもいいと思います。
次のビデオでは背景にしたい画像を書き割りとして使った場合と、背景として定着させた場合の違いを動画で説明しています。